注目のアーティスト インタビュー・コメント

AMBEEK インタヴュー

2018年12月28日




AMBEEKは、ファンの方々も交え一緒に成長し続けてゆくバンド。共にゼロから作りあげよう。

                                     

  AMBEEK(アンビーク)=ambience(音場感、臨場感/音を囲む)eek(キャーッ!、ワーッ!などの叫び)=みんなと音で囲った中で騒ぎたい」。先に断っておくが、バンド名は造語だ。なぜ言葉を作ったのか。それは、彼らが既成の枠には収まり切れない可能性を秘めているからだ。メンバーは、KEKE(Vo:NOW)/takuma.(G:NOW)/つかさ(G:ex-bis/★NOハウス)/銀也(B)/MINAMI(Dr:MASK)5人。バンドは、20181214日より正式に始動。2019211(月・祝)に渋谷REXを舞台に主催ライブを行う形で本格的に動き出す。ここに、メンバーたちの言葉を届けたい。

 

 

結婚と同じように、バンド活動だって相棒たちと長く人生を共にしてゆくこと。

 

――1214日にWeb/twitter上での発表をきっかけに、AMBEEKが動き出しました。このバンド、最初はMINAMIさんとつかささんの2人が手を組んだことから始まったと聞きました。

つかさ  バンドの発起人になったのが、MINAMI。お互い、昔からの付き合いであり、ここ最近は互いにサポート業務など裏方としての活動が主ですけど。MINAMIが「そろそろ自分たちの名詞となる存在が欲しいよね」と声をかけてきたことから、「じゃあ、一緒にバンドをやろうか」と。それが、2017年のとき。そこから、メンバー探しを始めました。

MINAMI  僕自身、2016年にMASKのメンバーとしてバンド活動へ復帰。そのときに再認識したのが、バンド活動とサポート活動では、自分自身の意識も世間的な捉え方も違うなということ。その頃から、「改めてパーマネントなバンドを始めたい」気持ちが膨らみだし、同じ境遇にいるつかさへ相談を持ちかけました。

――2017年に火種を起こしてから、実際に動き出すまでにはだいぶ時間を要していません?

MINAMI  お互い、相応にバンド活動も、音楽活動だって長くやり続けているように、下手に焦った活動をしたくはなかった。何より、「長く一緒に音楽活動を続けられる人」と共に新しいバンドを僕らは始めたかった。

つかさ  一生を左右する結婚と同じように、バンド活動だって相棒たちと長く人生を共にしてゆくこと。たとえ時間がかかろうと、納得のいくメンバーが見つかるまでは焦って動くことなくという意識から、ここまでの時間を要したわけです。

 

つかさが信頼して誘いをかけたメンバーなら間違いない気持ちがあったからね。

 

――KEKEさんとtakuma.さんはNOWとして活動をしていました。2人との出会いや、一緒にやることになった経緯も教えてください。

つかさ  僕とtakuma.とは昔からの付き合い。takuma.NOWとして活動しているのも知っていましたけど、「メンバーにするならtakuma.がいいな」という想いから、MINAMIと一緒にNOWのライブへ足を運びました。

  ライブを観たMINAMIも「2人に可能性を感じた」と語れば、その後、takuma.と僕がセッション大会で一緒になることがわかっていたので、そのときの打ち上げで「じつは、2人を新しいバンドのメンバーに誘いたいんだけど」という話を振りました。

takuma. その時点では、NOWの先の日程もいろいろと決まっていたし、何よりKEKEに話をしないことには何も返事は出来ないことから、一度話を持ち帰りました。その後KEKEに話をしたところ、彼が「面白そう、一緒にやってみたい」と言ってきたことから、改めて4人で会って話をする段取りを組むことになりました。その時点で2人の中では、「一緒にやろう」という気持ちになっていましたからね。

KEKE  もともとNOW2人でやっていた理由も、ユニットにこだわっていたわけではなく、人生を共にするメンバーが僕とtakuma.しかいなかったことから。僕自身、つかささんとMINAMIさんが前に演っていたバンドを好きで聞いていたように、一緒にやることで生まれる期待感を2人には強く持っていましたからね。

MINAMI  その後、4人で会って意気投合。ただ、そこからベースが決まるまでが長かった。何人ものベーシストとセッションをしては想いが重なり合わずの繰り返しで。

KEKE  でも、銀ちゃん(銀也)が決まるまでは瞬間だったね。初対面のとき、つかささんに嘘をつかれて僕らと出会ったんでしょ。

銀也  騙されました()。僕とつかささんとは何度かセッションで音を合わせていた間柄。以前から「銀ちゃん、バンドはやらないの?」など、やんわりとした誘いの言葉を投げてもらっていましたけど。僕はもともとヴィジュアル系じゃない畑の出身だし、ヴィジュアル系バンド自体やる意識はまったくなかったように、やんわりと誘いを断り続けていました。でも今年の5月頃かな、つかささんに「呑みに行こうよ」と誘われたことから、僕は2人きりで呑むものだと思って「いいですよ」と返事をして、その場所へ向かいました。そうしたら、このメンバー全員が居たという。

つかさ  それも戦略よ()。事前にメンバーへは「このバンドに入って欲しい人を誘ったから、みんな来てくれ」と声をかけていたように、もうメンバーへ加入させる前提で場をセッティング。

銀也  何も知らずに行ったら4人がすでに待っていれば、4人の「バンドに入れよ」という誘いの圧が、とにかく凄かったんですよ。

KEKE  つかさが信頼できるメンバーなら間違いないだろうという想いをみんな持っていたことから、「じゃあ、バンド名をどうする?」など、最初からメンバーとして入る体で話をしていたからね。

銀也  その時点で知っていたのはつかささんのプレイだけで、KEKEの歌声も、takuma.のギターも聞いたことがなかったし、MINAMIさんがどんな人かもわかっていなかったのに、気がついたらメンバーになっていたからね。むしろ、俺のプレイも知らないのに、本当にいいの?という気持ちでしたね。

MINAMI  つかさからNOW2人を紹介されたときも、銀ちゃんの紹介を受けたときも、そう。つかさが信頼して誘いをかけたメンバーなら間違いないだろうという気持ちがあったからね。

つかさ  その変わり、何かあったら全部俺の責任になるけどね()

 

楽曲は三者三様だけど、そのバランス感が絶妙でいい。

 

――AMBEEKは、「まずは人として」というところで繋がり合っているバンドだ。

つかさ  たまたま化粧をしているからヴィジュアル系という枠へ括られてはいるけど、もともと銀也とも「音楽はジャンルでやるものではないよね」という話をしていたように、大事なのはそこですから。

銀也  自分が加入する決め手となったのも、4人の人間性。演奏の上手い奴が集まれば良いバンドになるわけではない。信頼できる間柄だからこそ、本当に良い音楽が生まれてゆくからね。

つかさ  AMBEEKの楽曲は、takuma./つかさ/銀也の3人が作曲を担当し、KEKEが作詞を担っている。中でも、作曲者の3人が持ってくる音楽性は見事にバラバラ。むしろ今は、いろんな音楽性を試しながら、どんどん可能性を求める実験をしていきたい時期だからね。

――それぞれの楽曲の特色も教えてください。

つかさ  takuma.が作る楽曲は、一曲を通してズッとノレる、ビート先行のストレートなロックナンバーが多い印象だね。

銀也  つかささんの曲は基本的に明るく、ライブの最後に持ってくるのに相応しい曲が多い。

MINAMI  つかさの作る楽曲は、バンギャさんが好きそうな世界観が多いからね。

KEKE  Short Lyric Videoとしてもアップしている『存在証明』も作った銀ちゃんの楽曲は、どれもイントロのパンチ力がすごく強いから、そのまま最後まで聞きたいと思える曲ばかり。しかも、楽曲の展開が多ければ、メロディーは一緒でもバックで鳴っている音が異なるように、すごく細かいところまでこだわって作っている人。何より、歌い手を刺激してゆく楽曲を持ってくる人です。

  つかさは、僕の歌声の生かし方をすごく考えた曲を作ってくる。僕がソロヴォーカリストとして活動していた頃からの歌唱スタイルを熟知しているように、それまでの自分が歌ったことのないタイプにも関わらず、歌ってみるとKEKEらしさを遺憾なく発揮していける曲ばかりなところは流石だなと思いますよね。

  takuma.とは、もう8-9年くらいの関係性。僕の好きな感じをわかっているように、そこを生かす曲を作ってくる。まさに三者三様だけど、そのバランス感が絶妙でいいなぁというのが、歌い手側から観た感想ですね。

――KEKEさんの歌詞は、気持ちの内側を抉るような内容が多くないですか?

KEKE  これまで僕がNOWを通して書いてきた歌詞は、攻撃的で内向的な感情ばかりでした。もちろん、そのテイストもAMBEEKに反映できるのであれば取り入れていくけど。AMBEEKでは前向きな歌詞と言いますか、最終的にはしっかり前を向いて進んでいける想いを投影しています。もちろん、4人の意見や意思も投影しているように、メンバー全員の想いも歌詞には反映させています。

 

「みんなと音で囲った中で騒ぎたい」。それがAMBEEK

 

――バンド名のAMBEEKは、造語ですよね。

つかさ  最初にtakuma.が「キャーッ!」「ワーッ!」いう意味を持つeekという言葉を提示。その言葉自体感触が良かっただけに、そこへ何か意味を重ねたいと思ったときに浮かんだのが、音で囲むという意味を持つambienceという言葉。その二つを重ね合わせて誕生したのが、「みんなと音で囲った中で騒ぎたい」想いを持ったAMBEEKという造語でした。

――1214日に、AMBEEKは始動の声を上げました。その日は確か

takuma. NOWの活動2周年の日であり、僕の生誕祭を兼ね、NOWとして最後のワンマン公演を行った日。そこで一つの区切りとケジメをつけたうえでAMBEEKとして動き出したかったから、その日に始動を発表しました。

――同時に、211(月・祝)に渋谷REXを舞台に主催ライブを行い、そこから活動を始めることも宣言!!

MINAMI  対バンする人たちも、メンバーに馴染みのある人たちが参加してくれました。葵-168-をやっている葵くんはMASKのメンバーでもありつつ、普段から僕がサポートドラムとして叩いている繋がりから参加してもらいました。defspiralさんも、昔から何かと絡ませていただいている良き先輩という関係から声をかけています。

銀也  Initial'Lのドラムの一朗くんとは、昔、一緒にバンドを演っていた中。自分はヴィジュアル系バンドをやることは一生ないと思っていたように、彼ともバンドで交わることはもう一生ないかなと思っていたところ、自分がこのシーンに来たことから、「どうしても一緒に共演をしたい」とお願いをして出てもらえることになりました。

――現状では、まだこの日の告知のみ。今後の展開は、どのように構想しているのかも教えてください。

MINAMI  今は、最初から様々な環境を出揃えたうえで活動を始めるバンドが多いじゃないですか。しかも、最初から展開を決め込むことで、そこへ縛られ、無理やり自分たちを絞り出すことも多いなと観ていて感じるんですね。AMBEEKは、「ゼロからすべてを自分たちで作りあげてゆくバンド」としてスタート。長くバンドを続けるうえで大切なのは、バンドの基礎体力を…バンドとしての土台をしっかり固めること。それが出来たうえで、初めて勝負していくべきだとAMBEEKは考えています。

銀也  先に先にとスケジュールを決め込み過ぎ、最初から追い込まれたような活動をしていては、対バンする相手ともしっかり戦えない。戦いを繰り広げてゆくうえでも、最初にバンドとしての揺るがない土台を作らないことには、勝負をする前に崩壊してしまう可能性だってあること。だからこそAMBEEKは、焦ることなく、一本一本ライブを大切にしながら、まずはバンドの地固めをしていきたい。

つかさ 最近のバンドさんって「売れたい」と言わないじゃないですか。僕らは売れたいんですよ。それを目指すためにも、まずはバンドの土壌を固めないことには話にならないので。

銀也  こなすことがメインになって、肝心の音楽を楽しめなくなったら、それこそバンドとして終わりだと思います。ここのメンバーは、その本質をみんなわかっている人たち。しかも、みんな「ありがとう」をしっかり言える大人たちなのも素晴らしいですよね。

 

みんなを取り囲んでワーッ!キャーッ!騒ぎたい。そんなバンドの姿勢を示す旗揚げの日になるからこそ、AMBEEKという名前に相応しいライブをやれたらなと思っています。

 

――最後に、211日の始動ライブに向けての言葉をお願いします。

MINAMI  今、AMBEEK211日の始動ライブに向けてバンドを組み上げている最中です。おそらく、その日になっても5人の力だけではバンドを100にまで持っていくことはできないと思っている。そこへお客さんたちの気持ちも加わってこそ、AMBEEKは初めて100の力を手にしていける。僕らはAMBEEKを、応援してくれる人たちと一緒に成長していけるバンドにしていきたい。そのためにも、ぜひみんなの力を貸してください。よろしくお願いします。

takuma.  お客さんたちにAMBEEKのライブを楽しんでもらうためにも、まず自分が楽しむことが大事になっていく。メンバーらのライブを楽しんでゆく姿に触発され、観ている人たちも楽しくなる。そういう最高の場所を最高の空間を提供していくので、211日の渋谷REXに足を運んでくれたら嬉しく思います。

つかさ  たくさんの娯楽があふれている世の中の一つとして、音楽という娯楽がある。今、音楽業界が厳しいと言われている中、なんで僕らが新しいバンドを始めるのか。その意味を211日のライブを通して感じ、理解して欲しいなと思います。

銀也  AMBEEKはまだまだ未知数であり、お客さんたちと一緒に成長してゆくバンド。これからAMBEEKがどんな風に成長してゆくのかは自分たちでもわからないからこそ、楽しみにもしていること。だから、僕ら自身も211日のライブを今から楽しみにしています。

KEKE  AMBEEKというバンド名の通り、211日は、自分たちはもちろん、共演してくれるバンドの方々、ファンの人たち、みんなを取り囲んでワーッ!キャーッ!騒ぎたい。そんなバンドの姿勢を示す旗揚げの日になるからこそ、AMBEEKという名前に相応しいライブをやれたらなと思っています。

MINAMI  AMBEEKはまだまだ未完成のバンド。むしろ、ファンの方々も交え、一緒に成長し続けてゆくバンドだと思っているように、共にゼロからAMBEEKを作りたい。211日、ライブを通して想いを交わしあいましょう。

 

TEXT:長澤智典

 

AMBEEK  Web

www.ambeek.online/

AMBEEK  twitter

twitter.com/Ambeek_official

AMBEEK YouTube

www.youtube.com/channel/UChTh8G8rk1LQcDzKtyQQIBg/featured

 

★映像★

 

存在証明-lyric MOVIE-

 

LIVE情報

 

イベントタイトル:アンビエンス.イーク

会場名:渋谷REX

公演日:2019/02/11(月/祝)

CAST

AMBEEKdefspiral、葵-168-Initial’L (順不同)

開場17:00 / 開演17:30

前売券¥4000(D) / 当日券¥4500(D)

12/22()10:00より発売

■購入ページURL(パソコン/スマートフォン/携帯共通)

sort.eplus.jp/sys/T1U14P0010843P006001P002280529P0030001

()SHIBUYA-REX / TEL:03-5728-4911







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