バンド・TUBEに恋
アラサー女子な私が親子ほど年が離れたバンド・TUBEに恋したのはわずか14歳の頃。
言っておきますが、ファザコンでは無いです(笑)。
夏が好き、夏休みが大好き、だって学校もないし家族旅行へ行けるから。
旅行の車の中で必ずかかっていたのが、父が大好きなTUBEのベストでした。
TUBEがきっかけで、曲の中に出てくる「湘南」「鎌倉」に憧れる変わった中学生でした。
いつかフェスに行きたい…その願いがかなったのは十年以上も後の、社会人になってからでした。
初めての生TUBE
初めての生TUBE。
会場はZEPP NAGOYAという小さなライブハウスでした。
めざましTVの企画で行われたライブだった為、普段のツアーはあり得ないほど小さい会場でTUBEを見るチャンスを得たのです。
一曲目の「夏を抱きしめて」のボーカル前田さんの第一声が、会場中に響いて破裂するのではないかと思いました。
前田さんを凝視する…というより、目が離せない・動けない状態になってしまいました。
しばらく生歌にやられた後で、ちょっとやんちゃな春畑さんの青いギターも、ベースのカッコよさを教えてくれたベーシスト角野さんの真剣な横顔も、見た目はぽっちゃり童顔おやじなのにどこにそんな体力があるの?と不思議になるリョージさんのドラムも、全部そろってTUBEなんだということを体で感じました。
一番だったライブ
その後、正式にファンクラブに入って、大きなホールで行われるライブにも足を運びましたが、
今でもZEPP NAGOYAで見たライブが一番だったと思います。
バンドのカッコよさを知ることが出来たZEPP NAGOYAのライブを一生忘れることはないと思います。
今も毎年夏休みには湘南の海に旅行しますが、海を見るたびにあの第一声がよみがえる気がします。
またあんな小さな会場で歌を聴くことが出来ればいいなあと思います。