ライブハウスには、私の遅めの青春がありました！

私が初めてライブハウスに訪れたのは…正直いつのことだったかあまり覚えていませんが、おそらく２４歳か２５歳の時だったと思います。
当時勤めていた仲のいい職場の先輩が、好きな音楽のジャンルが一緒でよく話していたのですが、その中で好きなインディーズバンドがいるからとCDを貸してくれたことをきっかけに、私もそのバンドにはまりました。

それまではCDで聴くもののライブ自体には行ったことがなかったのですが、そのインディーズバンドが渋谷clubクアトロでライブすることが分かり、初めてライブ参戦をすることになりました。
ドキドキの当日、早めに先輩と待ち合わせてご飯を食べてから会場に入り、グッズを買いすぐにタオルもTシャツも身に着けて準備万端！

初めての生の音に生の声は、本当に興奮しかなかったです。
いつもイヤホンから流れる音が、周りを囲むファンの声も入り今まで味わったことのない音として耳に入ってきました。
体に響く音に声、振動はCDでは感じられない体験です。
私の好きなバンドはロックなので、サークルもモッシュも当たり前だし、その当時はダイブも当たり前にあったので、初めてのライブに興奮して前に行きすぎ、もみくちゃにされたのは言うまでもありません。ただただ、楽しかったです。

初めてのライブ参戦を終えてビックリするくらい、身体がバキバキに痛くて膝とかもう笑っちゃってるくらいに、疲れていました。
そんな楽しい一日を過ごして、ライブのライブハウスの魅力にハマった私は、メジャーバンドもインディーズバンドも好きになったバンドや気になるバンドは、ひとまずCDさくっと聞いてライブに行きました。

生で聞くとより心に響くし、より好きになれました。
とくにライブハウスの好きなところは、その場にいる見ず知らずの人とワチャワチャできることです。一緒に肩を組んで歌ったり、サークルで走り回ってハイタッチしたりできるって本当に凄い。好きなバンドを好きな者同士が仲良くなれない訳がないなーと思いました。

もともと人見知りなのですが、ライブの時だけはグイグイ前にも行くし、自分から肩も組むしと積極的になれたこともあり、私にとってはとてもいい経験のできる場所でした。
大好きなバンドも大好きなライブハウスも、子供が出来たことでなかなか行けなくなってしまったけど、いつかは子供も一緒にワチャワチャ楽しめるといいなと思います。
少し遅めの私の青春は、小さな箱から大きな箱のライブハウスに詰まっていました。

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