バンドでの作曲のコツは、全員が作曲できるか、もしくは全員が演奏する曲に納得できるかのどちらかです。
やっぱりバンドを長く続けるには多くの曲が必要で、そのためにはバンドの全員もしくは2人以上が作曲できるのが望ましいです。
一からの作曲ではなくても、アレンジが上手いとか、独特なギターソロを入れられるなど、曲を華やかにする能力でもかまいません。
それが叶わないのなら、最低限曲を持ってきた人間を褒めたたえるなど、曲作りが円滑にすすませる努力が必要です。
正直作曲作業は過酷で、かつ孤独な作業になりがちです。
そのため、個人の性格や作曲スタイルにもよりますが、出来ればバンド内で2人以上が作曲もしくはアレンジにたずさわるのが理想的です。
アレンジ能力は本当に馬鹿に出来なくて、元の曲がここまで変わります?むしろ原曲どこですか?くらいの変貌を遂げることも多々あります。
しかし、中には元の曲をいじくりまわされるのを好まない、作曲者絶対、各パートが原曲を完全コピーの絶対君主制のバンドもあります。
そういうバンドはデモテープの段階で各パートのソロメロディーまで打ち込みされているので、デモテープと演奏したテープのクオリティーがほとんど変わらないこともあります。
個人的にはこうなると、なんでバンドやってるんだろうと思います。
バンド形態に憧れやメリットを感じているから何でしょうけれども。
当然それに耐えられないメンバーはどんどん辞めていきます。
バンド内で一人だけしか曲をつくれないと、よっぽどのことがない限り作曲者がリーダーになります。
リーダーになりたいがために作曲してた人もいました。
作曲って一度もやったことないと難しく感じるのですが、意外と慣れです。
もちろん作曲の教科書のセオリー通りに作れたら即大ヒット曲が作れるかというと、そこまで単純なものではありません。
しかし作曲方法は存在して、パソコンと作曲ソフトさえ使えれば、必ずしもピアノやギター、ベースが弾けなくても作曲は可能です。
もちろんギターやベースが弾けた方がいいのはもちろんです。
パソコンのソフトやピアノだけで作ると、この音どうやってつなげるんだ!?という運指が不可に近い曲を作ってしまいがちです。
そして、そんな過酷な作曲をバンド内で一人だけでやるなんて不公平じゃないかと思うかもしれませんが、そういう人は作曲が好きな人が多く、もしバンドが解散したとしても、他のバンドやアイドルなんかに曲を提供したりして、一人生き残ってたりします。