オリジナルの曲を作ろうとした時に作詞のコツ、作曲のコツが分かればそんな楽のことはないでしょうけれど、なかなか「コツ」というものをつかむのが難しいというのも現実でしょう。
今回は「作詞」のコツについてお話します。
まず、「歌詞」はポエムではない。ということを意識することです。
ポエムと違って譜割を意識しての言葉選びをしなければなりません。
なのでボキャブラリーは豊富であればあるほどコツをつかむには有利です。
どうしても歌詞が浮かばない時には、最初にその曲で一番伝えたいことをタイトルとして考えて、そのタイトルに沿ったテーマで起承転結をAメロBメロサビに割り当てて行くというのがイメージが沸き易いと思います。
つまりAメロ、Bメロ、サビで一つのドラマ、物語を形成していくイメージです。
1番が完成したら、その続きや1番を受けてのアンサー的なことを2番で作るという感じだと、内容にも一貫性が出てくるでしょう。
できればメロディーが先にあると譜割も容易にできますし、場合によってはメロディーと同時に歌詞を考えると作りやすい時もあります。いずれにしても、伝えたいテーマと、それに沿った展開というのを譜割の中の限られた文字数に込めるのが大切です。