音楽コラム

しみる二胡の魅力に憑りつかれた高校生の思い出




私が初めて二胡の存在を知ったのは、高校生の頃でした。
とある映画で流れたこの切ない音色にすっかりはまってしまい虜になりました。

いつか私も弾けるようになりたい。

そんな夢が叶ったのは20歳を超えた頃でした。
たった二本の弦を操り、色々な音を奏でる二胡。はじめて目の前で先生が弾くのを聞いたときは、理由もなく涙が溢れていました。

それまで、胸の中にずっと溜まっていた辛かったこと悔しかったことが、一気に外に出てきたのです。
二胡のビブラートは、まるで人が歌っているかのように感じます。

そして、何も語らないのに、気持ちを理解してくれていると感じる不思議な音なのです。
同じ曲を、同じ楽器を使って奏でてても、同じに聞こえません。
弾く人によって個性が感じられるのも魅力です。

あの日、私が高校生だった頃、偶然目にした映画の中のその音は、当時誰にも言えない悩みを、優しく受け入れ癒してくれていたのだと思います。
子育てで長く二胡から離れていましたが、もう一度生で聞いてみたいなと思っています。そして、可能であればもう一度弾いてみたいなと思います。

親になった今、二胡の音をどんな風に感じるのでしょうか?自分でも、それが楽しみです。







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Muses - ミューゼス編集部

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