言わずとしれたニルヴァーナのカートコバーン。彼が自殺するまでの数日間を映したgus van sant監督のラストデイズになります。
gus van sant監督は映像美や独特のカメラワークにもアートを感じる監督なので、なにかクリエイティブな活動をしている方はっ是非見てみて下さい。
ロックスターとの精通もあり、レッドホットチリペッパーズの初期のPVも作ったりしています。
インディペンデントで手作り感がある作品がヴィンテージ感を出しています。
ラストデイズはカートの寄行をよく再現しています。
女装したり、鬱になったり、どこでも寝てしまったり、ドラッグにおぼれたり。。
それでも音楽をすればカリスマで、彼の叙情的で悲しい音がこの音楽でも再現されています。
自宅で宅録をするシーンがあります。
全ての楽器をカート一人で重ねていくダブのような手法です。
段々重なっていく音、最後にシューゲイズしています。カートの熱心なファンであればこの映画は少し相違もあるので、嫌いな人もいるかもしれないですが、カートの危うい感じはすごくよく出ていると思います
。楽しい時にやる音楽ではなく、傷だらけでボロボロになりながら音楽を作るカート、グランジのカリスマの一本です。