今年のカラオケで、一番歌われた歌はなんだか知っていますか?
正解は、「Lemon」という曲です。
この歌はドラマ「アンナチュラル」の主題歌として書き下ろされました。
メロディが行ったり来たりするため、とっても歌いづらい曲ですが、どうして様々な人に愛される楽曲となってのでしょうか?
2018年の紅白歌合戦に、初めて出演した彼は、地元でLemonを歌いました。
「ドラマのために書き下ろした楽曲でありながら、制作中にこの世を離れた祖父のことと重なり、そのような気持から故郷でLemonを歌いたい…」というような発言をTwitterでしており、ファンからも歓喜の声が上がっていました。
「戻れない幸せがあることを最後にあなたが教えてくれた」
「きっともうこれ以上傷つくことなどありはしないとわかっている」
の歌詞は、亡くなってしまった人、今はもう別れてしまった愛する人…さまざまな人のことを思い浮かべながら、それぞれに気持ちを込めて歌える、この楽曲が愛される理由の一つにもなっていると思います。
PVの再生回数も億を超えており、また、その演出は意味深なものです。
亡くなってしまいもう会えないけれど、米津さんだけには見えている…というような解釈ができる魅力的なPVです。これからも新曲を出すたびに、様々な解釈で楽曲が愛されることでしょう。