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【写真多数・レポート】「歌怪獣」こと島津亜矢が”演歌”を封印したコンサートで圧巻のステージ!




島津亜矢という歌手をご存知だろうか?

もちろん”演歌歌手”として活動し、 NHK「紅白歌合戦」にも4度の出場をはじめ、 様々なテレビ番組への出演やコンサートを行い、 演歌ファンの方なら誰もが知る存在である。

また、 最近ではその「演歌」ではなく、 「ポップス」や「洋楽」を歌う姿が音楽番組等でも見られ、 マキタスポーツ氏が「歌怪獣」と称したことでも話題となり、 若い世代をはじめ幅広い世代や音楽ファンにも知られる存在になっている。

その、 “歌手”島津亜矢が近年取り組んでいるのが、 アルバム「SINGER」シリーズのリリース。

「演歌」ではなく「ポップス」や「洋楽」のカヴァー曲が収録され、 2010年の第一弾の発売以来、 10月17日にリリースされた最新作「SINGER5」まで、 計5枚のアルバムがリリースされている。

「デビューから33年、 演歌の道を歩いてきて演歌の血がドクドクと流れています。 」と、 島津自身が語るように“演歌歌手“としてこれまでを歩んできた彼女が、 “SINGER島津亜矢”として“演歌”を歌わないコンサートをクラシック専用ホールとしても格式の高い、 東京オペラシティコンサートホールにて「SINGER 魂の歌声 東京オペラシティに響く!」と題し、 昨年に引き続き10月30日、 31日の2日間にわたり行われた。

「やはり、 日本人の正装は着物かと思いまして・・・それと、 演歌歌手としての誇りもありますから、 着物というスタイルは崩さずに今日は舞台に立たせて頂きました。 」と着物姿で登場。 クラシックホールならではのパイプオルガンの演奏で「I Dreamed A Dream~夢やぶれて~」(『レ・ミゼラブル』より)を、 まさに「一声で空間を支配」する島津の真骨頂ともいうべき、 圧倒的な歌唱力と表現力でその歌声を響かせる。

「宙船(そらふね)」(TOKIO)、 「季節の中で」(松山千春)では手拍子を煽り、 音楽のジャンルを軽々と越えていき、 今年の夏に行われた日本ジャズ界の源泉ともいうべきイベント「第50回サマージャズ」への初出演を機に取り組んだ「JAZZ」というジャンルから「LULLABY OF BIRDLAND」と「Cabaret」(ライザ・ミネリ)の2曲を披露。 曲調やテンポが変わり、 またミュージカルのようなドラマティックな世界観を生み出すこの2曲は、 島津が得意とする「長編歌謡浪曲」を彷彿させる。

そして、 演歌の世界とは対極に位置するであろう「都会的な大人の恋」を歌った「リバーサイドホテル」や「メロディー」、 さらにはティーンを中心に支持されたラブソング「First Love」(宇多田ヒカル)や、 「逢いたくていま」(MISIA)では、 彼女が着物で歌っていることを忘れさせるほどの表現力で、 観客を引き込んでいく。

洋楽曲では、 昨年の「NHK紅白歌合戦」で歌唱した「The Rose」(ベット・ミドラー)、 「Through The Fire」(チャカ・カーン)、 そして「33年間の歌手人生の中で、 こういった新たなチャレンジをさせて頂くきっかけとなった曲」として、 「I will always love you」(ホイットニー・ヒューストン)を披露。

コンサート終盤には「木蘭の涙」(スターダスト☆レビュー)をピアノ演奏と歌だけで歌い上げ、 一瞬の静寂に1600人の観客が息をのみ、 「Forever Love」(XJAPAN)では、 壮大な演奏とともにその歌声を会場中に響かせる。

アンコールでは「特別な世界観を持っていて、 歌手としても憧れの存在です。 」と語る、 中島みゆきの「誕生」を歌唱。

「演歌以外の歌に挑戦させて頂くことに最初は戸惑いもありましたが、 そこから広がる世界もあるということをここ何年かで感じさせて頂いており、 歌手として幸せを感じています。 私は演歌が大好きで、 演歌が無いと生きていけません。 そして、 自分の生涯を賭けられるものは演歌以外ないと思っていますが、 歌手としてこうやって(ジャンルの)幅を広げることは、 なかなか自分で思ってもできないことですから、 こういった環境を作ってくださることに本当に感謝しています。 」と語り、 いつまでも鳴り止まない拍手に堪えきれず涙がこみ上げていた。

そして、 予定していなかったWアンコールとして、 2016年の「NHK紅白歌合戦」で歌われ、 全国の視聴者の涙を誘った「帰らんちゃよか」を披露し、 2日間の“SINGER”島津亜矢によるコンサートは幕を閉じた。

演歌歌手・島津亜矢は、 今後もジャンルを超えるということにチャレンジしていくだろう。
2020年。 東京でオリンピックが開催され、 日本という国が世界から注目を集めるが、 彼女の歌が“ジャンル”だけでなく“国境”をも越えて、 多くの人達に届くことを期待したい。

■「島津亜矢 SINGER 魂の歌声 東京オペラシティに響く!」
日程:2018年10月30日(火)、 10 月31日(水)の2日間開催
場所:東京オペラシティ コンサートホール

<セットリスト>
●第一部
1、 I Dreamed A Dream~夢やぶれて~/「レ・ミゼラブル」より
2、 宙船(そらふね)/TOKIO
3、 季節の中で/松山千春
4、 LULLABY OF BIRDLAND
5、 Cabaret/ライザ・ミネリ
6、 リバーサイドホテル/井上陽水
7、 メロディー/玉置浩二
8、 First Love/宇多田ヒカル
9、 The Rose/ベット・ミドラー

●第二部
10、 Through The Fire/チャカ・カーン
11、 神田川/かぐや姫
12、 woman/アン・ルイス
13、 爪/ペギー葉山
14、 木蘭の涙/スターダスト☆レビュー
15、 カルチェラタンの雪/布施明
16、 逢いたくていま/MISIA
17、 Forever Love/X JAPAN
18、 I will always love you/ホイットニー・ヒューストン

*アーティスト名はオリジナル

■島津亜矢 カヴァーアルバム「SINGER」シリーズ第5弾!
「SINGER5」好評発売中!
CD:TECE-3498 定価:¥2,778+税

<収録曲>
1.THROUGH THE FIRE ≪オリジナル:Chaka Khan≫
2. DESIRE-情熱- ≪オリジナル:中森明菜≫
3. ごめんね… ≪オリジナル:高橋真梨子≫
4. リバーサイド ホテル ≪オリジナル:井上陽水≫
5. メロディー ≪オリジナル:玉置浩二≫
6. STAND BY ME ≪オリジナル:Ben E.King≫
7. 22才の別れ ≪オリジナル:風≫
8. Forever Love ≪オリジナル:X JAPAN≫
9. LULLABY OF BIRDLAND
10. やさしいキスをして ≪オリジナル:DREAMS COME TRUE≫
11. 大空と大地の中で ≪オリジナル:松山千春≫
12. ルージュの伝言 ≪オリジナル:荒井由実≫
13. 木蘭の涙 ≪オリジナル:STARDUST REVUE≫
14. 奏(かなで) ≪オリジナル:スキマスイッチ≫
15. First Love ≪オリジナル:宇多田ヒカル≫
16. 誕生 ≪オリジナル:中島みゆき≫

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■島津亜矢オフィシャルサイト
https://www.shimazu-aya-koenkai.com/

 

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